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"iratsume" ->> Nihongo ->> 「分野別」アートニュース ->> Art general アート全般 〜韓国のアーティストによるレクチャーとプレゼンテーション〜
☆ 女性専用!? ☆ 〜韓国のアーティストによるレクチャーとプレゼンテーション〜 昨年夏にWAN(women's art network www.ummit.co.jp/wan/)企画でソウルへウイメンズアートの交流旅行した時に元気な女性アーティストに出会いました。その彼女らの企画で キム・ジュヨンさん*が日本にパフォーマンス作品制作を行いに来ます。その最終日に、たまたま大阪に立ち寄るとのことです。 ※アーティストの話しに耳を傾けてくださる方は、どなたでも御覧いただけます。 ※韓国語及び日本語のみ/韓国語コミュニケーター:世良砂湖 大阪市浪速区恵美須3-4-36 フェスティバルゲ−ト4階 詩と言葉の部屋ココルーム www.kanayo-net.com/cocoroom/ 13:00〜 □レクチャー「作品について」キム・ジュヨン(アーティスト) □レクチャー「FANについて」イ・ヘギョン(FAN代表) □レクチャー「IPKIMについて」キム・ミョンジョン(アーティスト) 15:15〜 □質疑応答コーナー 16:00〜18:00 □プレゼンテーション キム・ソヨン(映画監督)、アン・イルスン(作家)、チョン・コアル(舞踊家)、キム・ヘスン(ジャーナリスト)他 ※都合により当日急に変更することがあります。 *キム・ジュヨン Kim Jooyoung: 1948年ソウル生まれ。1986年よりフランス在住。1988年パリ第8大学にて Art Plastiques の DEA 取得。今回は、日本に強制連行された無名の韓国人男性の足跡を下関から秋田へたどりながらパフォーマンスをするそうです。またそのギャラリーとして十数人のFAN関係者が今回の旅『相生と解冤(FAN企画)』に参加しています。 www.womens-performance-art-osaka.jp (具体的に出来る仕事内容を明記の上 miho-naka(at)m9.dion.ne.jp へメール下さい) text by miho nakanishi (以下、古いテキストで恐縮ですが、昨年ソウルへウイメンズアートの交流旅行に参加した時の感想を Feminism and Lesbian Art ML に投稿したメールから引用、一部改訂) 2002年8月16-19日、韓国に行ってきました。「日韓ウィメンズアート交流ツアー」は WAN(women's art network www.ummit.co.jp/wan/)の企画で、 『今夏8月14日、ソウルで開かれるナヌムの家・歴史館5周年記念と15日の光復節に合わせて、アジアの平和の願いという主旨の式典およびハルモニ絵画展が催されます。その式典に WAN のイトー・ターリと高橋芙美子が招待され、パフォーマンスをおこないます。そこでこれを機会に私たちも共に参加してナヌムの家・歴史館5周年を祝うと共に、ナヌムの家5周年の意味を考え、問い直す旅を企画しました。さらに、2日間にわたり韓国の女性アーティストとのアート交流会&フリートークを、サムジースペース(アートセンター www.ssamziespace.co.kr)で行います。アーティストでなくても、アートに関心のある人、韓国の女性文化に関心を持つ人、誰でも参加できます。ただし、女性に限ります。』 というものでした。 ひかれるものがあって参加申し込みしたものの、元『従軍慰安婦』関係の本を読めば自分自身の性被害を思い出してフラッシュバックを起こして自滅し、フェミニズムするウィメンズアートの意味に苦しみ、出発まで「どうして行くのか?」が分からなくなって死んでました。。。(ほぼ引きこもり状態つづく) 結果を先に言えば、行ってよかったです。 ハルモニたちに会うのは恐かったけど、会ったらとても楽になった。「元『従軍慰安婦』=日本人の私は謝り続けなければならない相手」の構図は私の今までの活動のトラウマが勝手につくり出した妄想でありました。苦しみや喜びを分かち合い、明日につなげていくことが大切なんだと。 デカイ敵は『国家』とか『資本主義社会』とかなのだろうけれど、これは…むむむ、無力感。。。私は思想第一主義者では有りません、あしからず(しいて言えば、人間には心も体調も変化もある、へたれフェミ)。 ナヌムの家4周年記念の式典では韓国側で大真面目に会が執り行われていた最後に日本から高橋芙美子の「スイカ人間」というお笑いパフォーマンスでお偉いさんやハルモニを引っ張り出したり、イトー・ターリのパフォーマンスはスキン着用ではあるが裸に近い。身体を自由に使う、という発想がまだあまりない土地で韓国関係者やハルモニたちはビックリ!!していた様子でした。(後でハルモニに感想を聞いた所、来年も来てやって欲しい、と言っていた) 一方、韓国の女性アーティストとのアート交流会&フリートークでは『アートマラソン』なるものがもたれました。これは、持ち時間10分程で発表者がリレーを続けていく、というもの。韓国側の参加者は、ウィメンズアート・フェスティバルやフェミニストアート・ネットワークをつくっている人たちで、熱くて頼もしい人柄でした。 発表は、パフォーマンス、ポエトリー・リーディング、作品のスライドショー、芝居、音楽、作品とトーク、と様々。印象的だったのはアートマラソンのトリだった韓国の若手フェミニスト・シンガー**。 「これまで私が受けて来たすべての性暴力に対して言いたい」 と挨拶があって 『マスターべ−ションの時用に』 『レズビアンに捧げる歌』 『死ね!オヤジ』(地下鉄でのチカンは韓国でもヒドイらしい) という歌で、盛り上がって終わりました。 (通訳の方を通して日本語で理解しているので、正確な意味は不明) 最後の夜に韓国のレズビアン・ナイトに行ってキュートな韓国女性とチークタイムを楽しんだり、メルアドを交換してご満悦だったハズなのですが、届いた返事には 「Nihonjin のことはよく知らないけど、あなたはいい人みたいね」 …むむむ。ここにも『国家』の溝が? **このフェミニスト・シンガーは ->> KANG「韓国のギョウカイを練り歩く」<<- でも登場したチヒョンです。 26.08.2002 Reported by mike <<参考URL>> www.femiart.co.kr(韓国語・英語少し) www.wffis.or.kr(韓国語・英語) The Korea Herald 電子版より 04.06.2003 Uploaded Copyright © 2002-2008 "iratsume." All Rights Reserved. |