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"iratsume" ->> Nihongo ->> 「分野別」エッセイ ->> 灼熱天国 カリブ通信 序章
序章 正直言うと、この自分のセクシュアリティで、この少年のような容姿でマチスモ(男性優位主義)社会のラテンアメリカ圏に飛び込んでいくということには不安があった。 生物学的女性という枠に当てはめられ、社会における典型的な「女性」の役割やステレオタイプを当たり前のように要求されたとしても、これまでの日本社会あるいは家父長制家庭で鍛えられてきたせいか、ある程度はあきらめとしてそれらに従うことも許容範囲内だろう。 問題は、それらの「我慢」の蓄積によって自我が反乱をおこしたときである。ある程度表面的にうまくやれてしまう分、そのつけは自分自身の中で確実にマグマとなって膨張し爆発を起こす。 どのラインで、現地社会ともうまくつきあい、かつ自己認識に矛盾を来さない妥協限界域を設けるか?これは日本にいたときも常に自分の中で葛藤をおこし悩みの種になっていたことである。ましてや、日本よりもさらに男らしさ女らしさを強要するラテンアメリカ諸国。。。 (ここで、現地社会とうまくつきあう必要があるのか?という疑問に関しては、ちゃまごという人間が社会に対して冷めた眼を持ちアウトサイダーに憧れていたとしても、気質的にそれになりきれない「イイコちゃん」である以上、最低限現地社会との協調をどうしても考えてしまうのだ、と答えておくことにする) え〜い、考えてもしょうがない、いつものように飛び込んでから悩め!と結局は出たとこ勝負でドミニカ共和国入りしたのが9か月前のこと。 当初の不安はある意味、想像していたとおり、まだ妥協限界域は揺れに揺れ動いて定まらない。しかし別の意味では、マチスモ文化の中に入り込んで発見したことも多々あり。驚き、呆れながらも気づくとこの国と人々を好きになっている自分がいた。 これから何編の原稿をここに投稿できるか分からないが、セクシャリティに関わることに限らず、ちゃまごという一人の人間が体験してきたいくつかのエピソードを書いていきたいと思う。 ->> つづき エピソード 1 11.04.03 Copyright © 2002-2008 "iratsume." All Rights Reserved. |