"iratsume" - Nihongo - Feminism and Lesbian Art

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私が映像を作りはじめたのは1996年に美術系の学校に入って実験映像を専攻してから。
最初はもろ実験映像って感じでイメージ優先で作ってたんだけどそういう作風に物足りなさを感じるようになって2001年にIMIっていうメディアアートの学校で知り合った女の子とムームー∞ラボっていう女の子が（私が）見たいエロをつくるユニットを結成してエロ映像をつくってみた。
それは女の子2人が駐車場で着衣のまま、アナルボールを口で交換しあうっていう内容だったんだけど、その作品で自分のエロベクトルは女子に向いてる事をハッキリ肯定的に感じられて『中出し！ピンチ！連絡つかず！』っていう中ピ連をパロッたレズビアン宣言みたいな20分ぐらいのドキュメンタリーを作ってみた。

同時進行で sex 関係の現場に興味を持っていていろいろ私なりにリサーチしてみて厳しいこともあったんだけど、一つの理想的な世界として『パペット劇場～愛、以外。』という作品ができた。

『PEACE PEACH』っていう作品はレズビアンのオノヨーコと2次元萌えなジョン・レノンがセックスについての漫談をしたら？っていう作品で、ポリガミーでありたい自分とモノガミーな関係しか正しいとしないレズビアンの業界になんでよ！って思って作ったもの。

『まんこ踊り』はいっぱい引用しちゃうけど

～良識的な女性たちは、「はしたなさ」や「人間としての品格」といった制約の中で許されたボキャブラリーの範疇内で、戦う事を余儀なくされてしまっている（中略）
そうなのだ、「公の場で」そして「良識ある女性として」つかうことが許されている語句だけを使ったのでは、セックスにまつわる問題について、「いったい何が問題なのか」「果たしてどんな不都合があるのか」を、過たずに伝達したり議論したりすることは不可能である～
荷宮和子著「声に出して読めないネット掲示板」より引用

というような問題が「まんこ」とか「おめこ」のまわりにはあって「デリケートゾーン」とかモノを売る人たちに勝手に弱い部分として名付けられたり、「オメコする＝チンコがオメコに入る＝sex」みたいな男の身勝手な性衝動のための名前にされたり、超不本意な使われ方しかしてないから、ちゃんと自分の「おめこ」を「おめこ」って呼んであげて、手や目のように体の一部として取り戻そうっていうテーマ。

文字にすると仰々しいけどみんなバカバカしくって短いよ！

浪速ビニィル

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