"iratsume" ->> Nihongo ->> 「分野別」アートニュース ->> Theatre 演劇・ステージ 劇団PINK TRIANGLE -「アイノ星空」May.2004

「アイノ星空」を見て

ピンク・トライアングルさんへ

 5月24日最終日の公演「アイノ星空」見ました。
切符を買って席に座り開演を待っている間は異常な興奮と緊張で心臓がフライング気味でした。
ピンク・トライアングルさんのお芝居を観るのは今回初めてです。演劇を観るのは 3 年ぶりでした。

 ラブコメ?なのにレズビアン・アイデンティティ?ラブを土台にしないと成り立たないとされているレズビアン。淡いレズラブストーリーで、マイファンタジーのおかずになるのかと期待していました。実は。
でもそれは私の大いなるアホな勘違いだったんですね。タトゥーの場面とか、ネコタチを押し付ける人の話とかでびびっときました。どうやらそんな生やさしい話ではないらしいことがわかってきたんです。

 その、レズビアン・シンドローム?じゃなく、レズビアン・メインストリーム?王道、でなければなんとかファンタジー?
お犬様がおっしゃっていた言葉はもう忘れてしまいましたが、それにすがってしまう自分は確かにいるんです。「こんなレズビアンは○○だ」と何かっぽく言ってしまいがちでして、うちのトイレにもこれみよがしにタトゥーのキスシーンがはってありまして…。むふ。

 で、話の中では「それはもういいや」ということになって、ではどんなラストシーンになるのだろうと、生唾のみながら、手に汗にぎりながらみていました。
そこであの脚本家の一言。すごーく普遍的なことを言っていて、でもかつ身近で身の丈に合った自然な一言でした。ある意味衝撃でした。その通りだなと思いました。

ちょっとやばいです。ほんと、良かったです。
次回も期待しています。がんばってください。

いちれずふぁん つなより

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  • 劇団PINK TRIANGLE
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    29.05.04 updated
    27.05.04
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