ごぼうのパスタ

July 2nd, 2009

パスタは全粒粉指定で。

全粒粉をつかったパスタは普通のパスタとは別物である、とこういう系統のものを食べなれていない人には事前に説明してあげた方が親切なよう。精製小麦粉使用のパスタとは歯ごたえや舌触り、喉を通るときの感覚など全て異なるから、何も知らずに食べさせると失望させてしまうだけに終わるかもしれない。これまでの経験から、肉が好きな、若くてエネルギッシュな人には不評の模様。

作り方
1. ごぼうは細切りにし(きんぴらにするときと同じような感じ;太目のマッチ棒くらいでも甘味が感じられておいしい)、パスタを茹でるための水を火にかけたところから入れます。以前はパスタと同じ時間だけ茹でていたけれど、自分はもう少しやわらかくなった方がいいなあと思ってこのやり方に落ち着いた。食べる人の好みの固さになるように時間を逆算すればいいかと。
2. そこへパスタを入れて、時間通り(私が普段食べているのは7分)茹でます。
3. パスタの茹で時間が残り3分くらいのところで緑のものを適当に刻むなどして入れます。キャベツ、スナップエンドウ、ソラマメがおすすめ…どれか一種類選んでね。
4. フライパンにオリーブオイルとニンニクの薄切りを焦げないように弱火にかけていきます。私はこういうものをよく焦がしてしまうので、1と2の間にこれを始めて、いい感じにニンニクがカリッとしてきたらいったん火を止めてしまう。
5. 4のフライパンに野菜コンソメ(粉末)を入れ、パスタの茹で汁を少し足して、フライパンをゆすって乳化させます。
5. 茹で上がったパスタとごぼう他をざるにとって水を切り、フライパンでざっと合わせて、おしまい。

オスメス

July 2nd, 2009

えんがわ(同居犬)には習慣的に拙い英語で話しかけている。所詮犬に何語で話しかけようが通じないのはともかく、この犬に音声言語が通じることがあったならば、それは日本語ではなく英語なのである。少なくとも私が命令するときや褒めるときは。盲導犬と同じ。

以前から気になっているのは、常に「政治的に正しい」選択をしたいと願ってやまない、このワタクシが犬を褒める言葉一つすらっと出てこないでいる点。要は “Good girl!” などと平気で言ってしまう。確かにえんがわはメスだから飼っているが(オスは愛せない不安があったのでメスを選んだ)、いつもはメスだなんて意識してない。それなのに褒めるときだけ girl かよ。。。

それからこれは人間の話で、知り合いに子どもが生まれたんだってさ、おめでたいね、という話を軽くやりとりするときなど、その子どものことを baby girl だとか baby boy というのだけれど、性別を特定しない言い方で赤ん坊について話し続けるのがとにかく難しい。これは今までそういう男女いずれかを特定する以外の言い回しに出会ってないし知らないからでもある。

自分の感覚では乳児ではなく幼児以降について daughter だの son だの区別するのは案外抵抗がない(親との関係性の中にジェンダーも入っていると思えるし)。が、他者との関係性なんて全てこれから、という赤ん坊の性別を生まれた瞬間から意識し/されるのには違和感を感じる。子どもの養育者や同居する人や何らかの利害関係のある人たちが男女の違いを重要視することはあっても、その時点では会ったこともなかったり会う予定もなかったりする赤ん坊の性別を区別するために baby で事足りるはずの言い回しに girl だの boy だのつける必要はないだろう。それで、プレゼントの色を青にするかピンクにするかが決まるというのだろうか。だったらなおさら性別を二種類に限って、その違いをさも重要なもののように扱うのは抵抗がある。

なーんて言っている人間が一方で baby girl だの baby boy と言うのが「自然」だとか「正しい」とどこかで感じているのだ。たく、どこでどうなったらそうなるんだよ。

理解を妨げるほどではない

July 1st, 2009

ある文章の日本語翻訳を読んでいて唐突に「オカマ」と訳されていた部分がしっくりこなかった。英語の原文 [link] に当たってみたらば該当の単語は “Twinkie” であった。Twinkie といえば食べ過ぎると精神的におかしくなって人を殺しちゃうくらいジャンクなお菓子の商品名としか知らなかったが、調べてみたら若くて体毛が薄くて細身の男子(ゲイポルノ系の性的ファンタジー)であるとか外が黄色くて中は白い形状からある種の東アジア系住民を表わす蔑称他、複数の意味がある [wikipedia] と知った次第。それで件の文章では、腐らない神話(迷信)のある、言ってみればまともな食べ物と思われていないものの意味で使われていた。しっくりこないはずだ。

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衣をつけて揚げたものも人気らしい。ベリーソースを添えて。[recipie]

TinyTwitter の企み

June 30th, 2009

TinyTwitter というアプリケーションを賢い電話機に入れてみたら、延々ネットに繋ぎたがる。データ通信料は一応定額だからよいとしても、これでは充電が持たない。そうそう電話がかかってくることもないだろうと充電器で休ませていたはずなのに、気づけば本体が熱を帯びている。なんとこの小さなさえずりヤロウに言われるままに真面目な電話機は十分な睡眠(充電)時間も取らせてもらえず昼夜問わず一日中こき使われていたのであった。

という訳でアンインストールしました。解決方法は他にないらしい。[link]

健忘症の不安を抱えながら

June 30th, 2009

この数ヶ月に見たもののうち、割と印象深かったものの記録。

■ 映画
- 「スラムドッグ$ミリオネア」 [imdb] :1000円で見られる日にレイトショーでしかやってなかった。何となく悔しい。有名な人が出ていないから集客力が弱いのかなあ。社会派というには弱いけど、ロマンス&エンターテイメントとして楽しめた。画が色鮮やかでほんときれいでした。あとは構成が上手かった。原作者のインタビュー [link] を読んで見る気になった作品ではあるけれど、映画を見ても原作を買って比べてみようとまでは思わなかった。

- 「ミルク」 [imdb] :2回目。感想を誰かと話したかったので、まだ見てない人を誘って見に行った。脚本を読んでその一部を引用したときにも思ったが、この映画は脚本が技術的に上手いと思う。あと映画を1回見た後だったか、 youtube であれこれ出演者のインタビューを見て思ったのは、いやあ、James Franco かわいいわ。 [youtube] 

一緒に行った友人は、現実のミルクが持っていたであろう、一部のとことん突き抜けたオネエな人たちの持っている、ホスピタリティ精神の高さだとか懐の深さを、Sean Penn は表現しきれていないのではないか、という意味のことを言っていた。確かに Sean Penn は気が短そうな印象がある。。。

■ 舞台
- 「鳥の飛ぶ高さ」(青年団) [link]:フェスティバル/トーキョーでもらったチラシで知った。で、一度平田オリザ+青年団公演を見てみようと思ったのと、原作脚本と演出がフランス人/フランス語というのでちょっと興味があったのと、何よりも「経済」とつくものであればそれがなんであろうと私は見ておこうという動機で、チケット購入。

感想は twitter で書いたけど、青年団は普段歌ったり踊ったりしないらしいのに、歌と踊りが気に入ってしまった(どうしてか心動かされたのですよ)。「経済小説」と同じような感じで「経済演劇」として変にストーリーを追ってしまうと物足りないし、私が好きなタイプのセリフの言葉としての強さは感じなかったけど、魅力ある俳優に支えられた良いパフォーマンスだった。ただ、青年団の舞台は今後積極的には見ないと思う。ファンになるくらいすっごい好きとか、人を誘って行きたいとか、そういう気持ちが沸くことはなかった。まあ、今はお金がないのが大きい。

- 「転校生」[link]:平田オリザ作・飴屋法水(あめや・のりみず)演出で、高校生や高校卒業直後の俳優による舞台。色々引っかかるところがない訳じゃないないんだけど、それはそれとして、私がフェスティバル/トーキョーで見た作品の中では、最も完成度の高いパフォーマンスだったと思う。これは再演だったらしい [1/2] が、またやることがあればぜひ見に行きたい。

冒頭の、胎児の超音波映像を使う試みは、アレは母親の身体を透明で不可視なものにしてしまうレトリックという分析を読んだことがあって、そういうことを考えたり、登場人物たちがみな女であることを考えたら、安易に思えた。

見終わった瞬間に一緒に行った人に、かわいかったあ、と思わず言ってしまった。18歳から20歳未満くらいのヒトのメスを個人でも集団でもかわいいと思える人ならば、キュン死にする(死語?)かわいさ。見せられるのは子どもっぽい残酷さはあるけれど、えげつなさなんてのはなくてひたすらかわいい女の子たちがいっぱい。「少女趣味」というかおじさん趣味というか。そういう舞台を、私自身は中の一員として全く見ていなかったところも面白かった。

ノスタルジア

June 29th, 2009

幼い私にとって、ハマといえば湖の浜であり、テトラポッドといえば家のそばを流れていた川が湖に合流するあたりに無造作に積み重ねられた足場の悪そうな黒っぽいものでありました。

当時、その川は今とは違って天の川に通じておりました。ですから七夕の翌日には祖父と盛大に飾りつけた大人の背丈ほどもある笹を橋から落として、湖にゆったりと流れていく様子を見送ったのでした。そのときは、何というか誇らしいような気持ちでさえありました。

ところが翌年入った保育園では、飾りつけをした七夕の笹は、運動場で盛大に燃やすことが決まっており、これにより煙に載せて願い事を天まで届かせるのだと言われたのです。短冊は紙で出来ていて燃やしてしまったら書いてあった文字を読めないことくらい、分かりそうなものなのに。どこの誰が煙のような臭いだけのものを願い事として聞き入れるでしょう。

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そういえばその頃の願い事は基本的にすべて叶うものでした。あえて短冊に書いて誰かに叶えてもらう必要はなかったのです。どんな願いも心から真剣に一生懸命お祈りすれば神様に通じるはずなのでありました。

見どころ

June 26th, 2009



「こんぶ」でした。[link]

瞬間毎最善を尽くした結果

June 25th, 2009

6-7年前の自分はビョーキで薬漬けだったはずなのに義務でも約束でもないモノを量産していたりする。強迫的かつ生産的行動は後始末が面倒だ。

キモチワルイ

June 19th, 2009

“Equal Right to Kiss? Why You May Be Disgusted by Gay Behavior Without Knowing It.” [link]
By Jesse Bering (18 June 2009, Scientific American)
Note: Public Display of Affection (PDA) [wikipedia]

SciAmってこういうサイトだっけ? と軽く驚くくらい、コメント欄が荒れている。感情的な反応をされやすい主題で、この文章のスタイルがイヤミな感じにエリートくさくて、人の神経を逆撫でするように書かれているからだろう。

紹介されている研究結果によれば、男性同士のディープ・キスを気持ち悪いと感じる人は、その場面に遭遇したとき、わざとやってるだろ?!と思うらしい。その裏には、同性愛を道徳的に間違っているという無意識の偏見があるのだとか。でもどこかに論理の飛躍がありそう。ある人がある事項について意図されたものと感じるということと、その人の道徳観や倫理観と、気持ち悪くなりやすさ、これら三要素の相関関係を説明するには何かが足りない。

冷や汁みたいなもの

June 18th, 2009

ネットで調べてそれっぽいものを作ってみた。ちなみに宮崎のそれは食べたことがない。具沢山の冷やし味噌汁ぶっかけ飯。

■ 用意するもの(量は適当で)
だし(干ししいたけと昆布だしの粉末を使用)
麦味噌
豆腐
きゅうり
すりごま
しょうが
大葉
みょうが
玄米ごはん

■ 作り方
1. 麦味噌を金属スプーンにとって、ガスの火で焦げ目がつくまでちょっと焼く。
2. だしを煮立たせて、1の味噌を溶きいれる。
- 豆腐だのきゅうりだの入るのと、冷やして食べるので、味は濃い目。
3. 豆腐は包丁で切らないで、手で適当に崩しながら入れる。煮立つ寸前で火を止める。
4. 荒熱が取れたら、きゅうりを薄く輪切りにして、3に入れて、容器に移し、冷蔵庫で冷やす。
6. 冷ましたごはんの上から冷やした汁をかけて、すりごま(たっぷり)と、薬味をのせる。

- 具沢山にして、汁を少なめにした方がよさそう。なんだったらごはんにかけなくてもいい(夏は米の飯を食べられなくなる人…)。
- 麦味噌がない場合は、八丁味噌などの豆味噌以外なら代用可能なようだ。
- 味噌を事前に焼く方法は、すり鉢でゴマと一緒に擂ってからガスの火にかざすだとか、アルミフォイルにとってグリルで焼くとか、そういうやり方が紹介されていたんだけど、どちらも無駄がありそうなのでスプーンに乗せてやってみた。
- 豆腐は通常木綿豆腐を使うらしい。
- きゅうりは食べる直前にあわせる説もあり。味が馴染んでいるほうがおいしそうだったので上記のような感じで。ただし出汁が熱いと色が悪くなるのであんまり早く入れない方がいい。
- すりごまと薬味を入れるタイミングはもっと早くてもいいかもしれない。
- ごまはたっぷり多めの方がおいしいと思う。
- 薬味の種類は、しょうがのみというレシピと、大葉とみょうが(しょうがはなし)というレシピをそれぞれ発見した。しょうがとみょうがというレシピは発見していない。
- ごはんは冷まさないこともあるみたい。その場合は全体にぬるめ。
- ごはんのかわりにうどんで作ってもおいしかった。が、塩分過多のため翌朝むくんだ。という訳でうどんは非推奨です。